Gateway SX2870-H14D/T

マシンの近状

出張時の職場用PC用として入手しました。2012年07月モデルなので2019年で7年目ですね。
元々はCeleron Dual-Core G540、4GB RAMでしたが、Windows 10では流石に重さを感じるのでCore i5-3470、16GB RAMに交換しています。

Gateway SX2870-H14D/Tについて

2012年7月にGateway SXシリーズで、第2世代(Sandy Bridge)のIntel Celeron Dual-Core G540搭載の低価格デスクトップモデルとして登場しました。
旧モデルまでは、低価格なAMD CPUモデルが用意されていて、Intel CPUモデルはミドルレンジのみでしたが、
今回はAMD CPUモデルが無いためローエンドも用意された形です。
SX2870-H14D/Tは、21.5型液晶ディスプレイのFHX2201QVbmdが付属したモデルとなります。(Acer H223HQbmidと同モデル?)

旧モデルのSX2860シリーズと比較してケースはコストダウンされてシンプルさが増していますが、マザーボード上にUSB3.0のポートが追加されています。

Gateway SX2850以降を比較すると以下の通り。

  SX2850-N54E/L SX2860-N54D SX2870-H14D/T
発売日 2010年7月 2011年6月 2012年7月
マザー Acer (Gateway) SX2850 Acer (Gateway) SX2860 Acer (Gateway) SX2870
BIOS Version P01-A1 P01-A0 P01-A1
CPU Intel Core i5-650
Clarkdale
2コア 4スレッド
3.2GHz/L3 4MB
IntelCore i5-2310
Sandy Bridge
4コア 4スレッド
2.9GHz/L3 6MB
Intel Celeron Dual-Core G540
Sandy Bridge
2コア 2スレッド
2.5GHz/L3 2MB
チップセット Intel H57 Express Intel H67 Express Intel B75 Express
RAM DDR3-1333 4GB
最大16GB
DDR3-1333 4GB
最大32GB
DDR3-1066 4GB
最大32GB
ビデオカード Intel HD Graphics Intel HD Graphics 2000 Intel HD Graphics
PCI-Express PCI-Express 2.0
x16 1スロット(1)
X1 1スロット(1)


SATA SATA 2.0×6 SATA 3.0×1 (HDD)
SATA 2.0×3 (DVD)
HDD 640GB 500GB
光学ドライブ スーパーマルチ
USB USB 2.0 x 10 USB 3.0 x 2
USB 2.0 x 6
OS Windows 7
Home Premium 64bit

SX2860とSX2870は、チップセットの違いが大きいですね。
H67 Expressは「Intel 6シリーズ」のチップセットで、B75 Expressは「Intel 7シリーズ」のチップセットで、
USB 3.0対応、CPU次第ですがPCI-Express 3.0に対応しています。

Gateway SX2870-H14D/Tの現在の仕様

項目 メーカー名 名称
マザー Acer SX2870 (P01-A1)
CPU Intel Core i5-3570K (Ivy Bridge)
(3.4GHz/4コア/4スレッド/L3 6MB)
チップセット Intel B75 Express
RAM DDR3-1600 8GB (4GB×4)
Video Intel HD Graphics 4000(Core i5-3570K)
HDD Seagate ST1000DM003 (1TB)
光学ドライブ PIONEER DVR-219RS(スーパーマルチ)
OS Microsoft Windows 10 Pro 64bit

CPUはCeleron Dual-Core G540(2.5GHz/2コア/2スレッド/L3 2MB)から、Ivy Bridge世代のCore i5-3570Kへ交換しています。
これに伴い、GPUもHD Graphics 2500からHD Graphics 4000にアップしています。

内部の様子です。

PCI-Express x 16スロットが一番上にあるため、1スロット、ロープロファイルのビデオカードしか使えません。
メモリを増設する場合は、ドライブ部分を外す必要があります。

HWiNFO64測定結果

まず、オリジナル状態から。
Sundy BridgeのIntel Celeron G540、メモリを8GBに増設しています。

Intel Celeron G540は、クロックが2.5GHzでキャッシュが2MBと容量が小さいことが大きいですが、
それ以外にシングルスレッドのみに負荷がかかった時にクロックアップするTurboや、
暗号化および復号化のハードウェアアクセラレーションであるAES-NIが付いていません。

Intel Core i5-3470後です。
チップセットがIvy Bridge世代用のB75ですし、
上位モデル(SX6870-H54D)がIntel Core i5-3450ですので問題無く利用できます。

メモリが666MHzまでなので、DDR3-1333止まりですが、DDR3-1600にも対応しています。
また Ivy Bridge世代ですので、PCI Expressも3.0へアップデートされています。

現在のCore i5-3570K、DDR3-1600 8GBに交換後です。

Ivy BrigeのCore i5-3570Kです。ハイパースレッディング無しの4コアCPUです。
Kモデルなので倍率ロックフリーモデルとなり、一般市場向けモデルと言えます。
この為、ビジネス市場向けのSMXの機能が無効化されています。

GPU-Z測定結果

オリジナル状態のSundy BridgeのIntel Celeron G540のGPUから。
Direct X 10.1対応のIntel HD Graphics 2000です。

次にIntel Core i5-3470のGPUです。
Direct X 11対応のIntel HD Graphics 2500です。
2000から2500と値的には小さいですが、性能は大きく変わっています。

次にIntel Core i5-3570KのGPUです。
Ivy BrigeのCore i7系と同じDirect X 11対応のIntel HD Graphics 4000です。
フィルレートは、2000と2500とは大違いです。

ただスペック的にはゲームでは厳しいレベルなのでゲームをプレイする場合は、
GeForce GTX 1650 4GT LP 等のビデオカードを付けた方が良いと思います。

GeekBench Score

Model     SX2870-H14D
CPU Name Intel Core i5-3570K Intel Core i5-3470 Intel Celeron G540
Core / Thread 4 Cores
4 Threads
4 Cores
4 Threads
2 Cores
2 Threads
Base Frequency 3.4GHz 3.2GHz 2.5GHz
RAM Size 8GB 8GB 8GB
Type DDR3 SDRAM DDR3 SDRAM DDR3 SDRAM
Frequency 800MHz 666MHz 533MHz
GeekBench 5

(Intel Core i3-8100
= 1000)
Single-Core
Performance
Single-Core Score 826 780 463
Crypto Score 948 895 53
Integer Score 789 743 485
Floating Point Score 887 840 485
Multi-Core
Performance
Multi-Core Score 2643 2618 892
Crypto Score 3492 2981 105
Integer Score 2706 2500 922
Floating Point Score 3030 2812 959
GeekBench 4

(Intel Core i7-6600U = 4000)
Single-Core
Performance
Single-Core Score 3911 3638 2287
Crypto Score 3463 3303 122
Integer Score 3951 3714 2452
Floating Point Score 3625 3426 1955
Memory Score 4363 3871 2957
Multi-Core
Performance
Multi-Core Score 11620 10514 3844
Crypto Score 11012 8413 242
Integer Score 13691 12736 4555
Floating Point Score 12716 11685 3769
Memory Score 4969 4281 3259

同じIvy Brige世代のCore i7-3770と比較するとハイパースレッディング無し、動作クロックが低いことからこの差が出ています。
ただ普通一般使う限りでは、Core i5でも十分かもしれません。現在のCPUだとCore i3に少し負ける感じですね。

CINEBENCH

3DツールのCINEMA 4Dを開発しているMAXON社の動作パフォーマンスを測定するベンチマークです。
2019年にRelease 20が公開されました。

Model   SX2870-H14D
CPU Name Intel Core i5-3570K
Intel Core i5-3470 Intel Celeron G540
Core / Thread 4 Cores
4 Threads
4 Cores
4 Threads
2 Cores
2 Threads
Base Frequency 3.4GHz 3.2GHz 2.5GHz
Memory Size 8GB 8GB 8GB
Type DDR3 SDRAM DDR3 SDRAM DDR3 SDRAM
Frequency 800MHz 666MHz 533MHz
CINEBENCH R20 (2019年) CPU 1082 pts 992 pts 307 pts
CINEBENCH R15 (2013年) CPU 499 cb 471 cb 156 cb
CINEBENCH R11.5 (2010年) CPU 5.95 pts 5.63 pts 1.09 pts
CINEBENCH R10 (2007年)
Single CPU 6564 CB 6380 CB 3979 CB
Multiple CPU 22656 CB 21793 CB 7595 CB
Multiprocessor Speedup 3.45 x 3.42 x 1.91 x

Intel Core i5-3570KとIntel Core i5-3470は動作クロック差という感じですが、Intel Celeron G540とは1/3~1/5とパフォーマンス差が大きいです。
重いアプリを動かすときはCore i系ですね。

3DMark

ベンチマーク定番の3DMarkです。
Ivy Bridge世代のGPUは、Direct X11世代なので最新のTime Spy等は動作しません。

    SX2870-H14D
    Intel Core i5-3570K Intel Core i5-3470
    Intel HD Graphics 4000 Intel HD Graphics 2500
Fire Strike
(DX11)
Fire Strike V1.1 スコア 602 286
グラフィックスのスコア 626 321
物理スコア 6551 6166
総合スコア 228 89
Sky Diver
(DX11)
Sky Diver V1.0 スコア 2146 1053
グラフィックスのスコア 1902 910
物理スコア 6806 6346
総合スコア 2024 988

Intel Celeron G540のIntel HD Graphics 2000は、Direct X 10世代なので3DMarkのFire StrikeとSky Diverは動作しませんでした。
Intel Core i5-3570KとIntel Core i5-3470は、Direct X 11世代ですがベンチマーク結果は2倍程度の差が出ています。

Unigine Superposition Score

Unigineが2017年に公開したベンチマークソフトです。

Model SX2870-H14D
CPU Intel Core i5-3570K Intel Core i5-3470
GPU Intel HD Graphics 4000 Intel HD Graphics 2500
1080P MEDIUM RESULT 429 196
720P LOW RESULT 1186 645

Unigine Superpositionも3DMarkと同じく、Intel Celeron G540でし動作せず、
Intel HD Graphics 4000とIntel HD Graphics 2500は2倍程度の差でした。
1080P HIGH RESULT以上は、VRAM不足で無理に動作させるとハードウェアがリセットという状態になりました。

コメント

最初はお仕事PCで、Core i7-3770を搭載していたりしましたが、DX4860入手後は引退していました。
Core i5は中古で安く入手できるので現在はCore i5にしました。
ロープロファイル、1スロットCPUしか使えないのはBTX PCより敷居が高いのでここが延命しづらい場所ですね。
ビジネス用途であればHDDを交換すればまだまだ使えると思います。

1998 - 2019 Atelier Nii all rights reserved.