au HTV32

端末の近状

HTC U11へ機種変更したため、引退しました。
Android 8.0端末の為、過去モデルのAndroidアプリ検証で利用しています。

HTC 10(HTV32)について

前世代のHTC J Butterfly(HTV31)が発熱、バッテリー問題で日本国内で販売が苦戦したこともあり、
今回はauと共同開発したモデルではなく、グローバルモデルをそのまま日本に発売する事によって端末の値段を抑えたモデルになっています。
この為、FeliCaには未対応と思い切ったモデルとなっています。
しかし国産端末など比較すると魅力が乏しかった為、販売的には苦戦する事になります。

HTC 10(HTV32)の仕様

項目 メーカー名 名称
機種ID HTC HTV32
SoC Qualcomm Snapdragon 820 MSM8996
CPU Qualcomm 2x 2.15GHz Kryo CPU
2x 1.6GHz Kryo CPU
(4 cores)
RAM LPDDR4 4GB
Video Qualcomm Adreno 530 624MHz
(256 Shaders、Vulkan 1.0、OpenGL ES 3.2、OpenCL 2.0)
ストレージ 内部ストレージ 32GB
通信規格 4G FDD-LTE/LTE-Advanced
(700MHz/800MHz/2GHz) キャリアアグリゲーション対応
TD-LTE (WiMAX 2.1) キャリアアグリゲーション対応
3G
UMTS(W-CDMA) (850MHz/900MHz/1.9GHz/2.1GHz)
2G GPRS/EDGE(GSM) (1.9GHz/1.8GHz/900/850MHz)
Wi-Fi   IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)
Bluetooth   4.2
液晶 5.2インチ super LCD 5 1440×2560
カメラ リア 12Mピクセル
フロント 5Mピクセル
バッテリー   3000mAh
OS Google 初期 : Android 6.0.1 (2016年6月)
最終 : Android 8.0 (セキュリティバッヂ 2018年2月1日)
HTC Sense   8.0

CPUがQualcomm製の初64bit CPUであるARMv8-AベースのKryoマイクロアーキテクチャのKryo CPUを搭載しています。
Kryo CPUを2種類の動作クロックで各2コアずつの合計4コア搭載したbig.LITTLE構成となっています。
コア数はSnapdragon 810の半分となっていますが、パフォーマンスと効率性という面ではKryo CPUの方が上でした。
GPUはAdreno 530でAndroid 7.0アップデート後からグラフィックスの新APIであるVulkan 1.0に対応しています。

初期のOSはAndroid 6.0.1、最終メジャーアップデートは2018年5月にリリースされたAndroid 8.0です。
Android 7.0は2016年8月、Android 8.0は2017年8月にGoogleがリリースされていたので半年以上遅れとなります。
キャリア版はセキュリティアップデートの頻度が少ないですね。
Android 8.0のセキュリティは2018年2月という事で、3ヶ月のブランクがあります。
海外版はAndroid 9.0までアップデートされていたので、キャリア版は2年で終了が悲しい所です。

商品紹介ビデオ

My HTC 10(HTV32)について

フロントより。
左からHTC 10(HTV32)、HTC J Butterfly(HTV31)、HTC J Butterfly(HTL23)です。
HTV32では、再び全面ガラスになっています。
最大の違いは、物理キー復活したこと。このためソフトキーの表示が無くなり広く使える様になっています。

バックより。
iPhone 6s Plusと比較です。Plusよりかは一回りサイズが小さいですが、厚みはあります。
赤色の金属モデルはHTC One時代からのHTCらしさと思います。

GeekBench Score

Model     HTC 10 HTC J butterfly
(HTV31)
CPU Name Snapdragon 820
MSM8996
Snapdragon 810
MSM8994
Core 4 Cores 8 Cores
RAM Type / Size  LPDDR4 4GB LPDDR4 3GB
GPU Device Name Adreno 530 Adreno 430
GeekBench 5

(Intel Core i3-8100
= 1000)
Single-Core
Performance
Single-Core Score 333 -
Crypto Score 375 -
Integer Score 333 -
Floating Point Score 327 -
Multi-Core
Performance
Multi-Core Score 883 -
Crypto Score 1135 -
Integer Score 869 -
Floating Point Score 872 -
Compute Vulkan Score - -
Open CL Score 887 -
GeekBench 4

(Intel Core i7-6600U = 4000)
Single-Core
Performance
Single-Core Score 1295 1334
Crypto Score 580 819
Integer Score 1208 1500
Floating Point Score 1232 1059
Memory Score 1762 1504
Multi-Core
Performance
Multi-Core Score 3418 1914
Crypto Score 1869 3316
Integer Score 3917 2171
Floating Point Score 3520 1538
Memory Score 2529 1548
Compute Open CL Performance Score 5861 3726

HTV32はQualcomm独自拡張の4コア、HTV31はARM純正の8コアの違いがあります。
この為、パフォーマンス結果も圧倒的ではなく、特色が出ています。
結果を見る限り、HTV32のSnapdragon 820は、効率重視で作られているのが判ります。

GFX Bench

Model   HTC 10
(au HTV32)
HTC J Butterfly
(au HTV31)
GPU Device Name Adreno 530 Adreno 430
Shader数 256 192
動作周波数 624MHz 600MHz
高レベルテスト Aztec Vulkan (High Tier)
Vulkan 1.0
オンスクリーン 328.9 Frames -
オフスクリーン(1440p) 319.6 Frames -
Aztec Vulkan (Normal Tier)
Vulkan 1.0
オンスクリーン 542.2 Frames -
オフスクリーン(1080p) 869.1 Frames -
Aztec (High Tier)
Open GL ES 3.1
オンスクリーン 440.1 Frames 370.9 Frames
オフスクリーン(1440p) 443.4 Frames 347.3 Frames
Aztec (Normal Tier)
Open GL ES 3.1
オンスクリーン 732.8 Frames 584.3 Frames
オフスクリーン(1080p) 1034.6 Frames 670.5 Frames
Car Chase
Open GL ES 3.1
オンスクリーン 452.9 Frames 307.2 Frames
オフスクリーン(1080p) 865.9 Frames 472.1 Frames
マンハッタン 3.1
Open GL ES 3.1
オンスクリーン 712.9 Frames 507.2 Frames
オフスクリーン(1440p) 768.9 Frames 480.2 Frames
オフスクリーン(1080p) 1443.8 Frames 849.2 Frames
マンハッタン
Open GL ES 3.0
オンスクリーン 1339.1 Frames 754.8 Frames
オフスクリーン(1080p) 2004.7 Frames 1067.0 Frames
ティラノサウルス レックス
Open GL ES 2.0
オンスクリーン 1757.8 Frames 1528.7 Frames
オフスクリーン(1080p) 3020.9 Frames 2027.4 Frames
低レベルテスト Tessellation
Open GL ES 3.1
オンスクリーン 1514.4 Frames 602.7 Frames
オフスクリーン 4102.0 Frames 1570.7 Frames
算術論理演算 2
Open GL ES 3.0
オンスクリーン 1360.5 Frames 876.9 Frames
オフスクリーン(1080p) 4546.4 Frames 2854.5 Frames
ドライブオーバーヘッド 2
Open GL ES 3.0
オンスクリーン 360.1 Frames 376.3 Frames
オフスクリーン(1080p) 753.0 Frames 677.0 Frames
Texturing
Open GL ES 3.0
オンスクリーン 5890 MTexels/s 4461 MTexels/s
オフスクリーン(1080p) 6041 MTexels/s 4303 MTexels/s

Vulkan APIに対応している為、Aztec Vulkanが測定できています。
パフォーマンス自体は、Shader数の増加効果が出ていてその分速くなっています。

3DMark - The Gamer's Benchmark

Model   HTC 10
(au HTV32)
HTC J Butterfly
(au HTV31)
GPU Device Name Adreno 530 Adreno 430
Shader数 256 192
動作周波数 624MHz 600MHz
Sling Shot Extreme
Vulkan (Android 7以上)
Score 2124 -
Graphics score 2178 -
Physics score 1953 -
Sling Shot Extreme Unlimited
Open GL ES 3.1 (Android 7以上)
Score 2211 -
Graphics score 2414 -
Physics score 1707 -
Sling Shot Extreme
Open GL ES 3.1 (Android 7以上)
Score 2107 -
Graphics score 2890 -
Physics score 1082 -
Sling Shot Unlimited
Open GL ES 3.0 (Android 5以上)
Score 2305 1506
Graphics score 3048 1986
Physics score 1244 840
Sling Shot
Open GL ES 3.0 (Android 5以上)
Score 2714 1974
Graphics score 3294 3111
Physics score 1680 866
Ice Storm Unlimited
Open GL ES 2.0
Score 25252 23263
Graphics score 27169 32899
Physics score 20252 11487

Windows用ゲーマーベンチマークで有名なFuturemarkの3DMarkです。
Android 7.0以上でSling Shot Extremeに対応している事から Vulkanを含めてベンチマーク出来るようになりました。

写真撮影サンプル

写真をクリックすると原寸で表示します。

来島海峡大橋(2021年撮影)

今治城(2021年撮影)

コメント

HTC 10(HTV32)は、グローバル端末とほぼ同一で投入した事が大きいと思います。
やはりボディのメタル感、そして赤色ボティがHTCらしさがありますね。
先代で深刻であった発熱問題は解消していると感じます。

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