Apple iPhone 4 MC605J/A


マシンの近状

利用機会が無くなった為に一度手放したのですが、ブラック、ホワイト共にコレクション用に再び手に入れました。
ホワイトは、バッテリーが膨らんでいて挙動不審だったのですが、バッテリー交換、強制初期化して復活。

iPhone 4について

iPhone 4は、iPhone 3G、3GSのデザインの流れから一変して、両面ガラス、サイドはアルミのデザインとなりました。
落としたら割れる可能性がさらに高くなりましたが。
トピックとしては、Retinaディスプレイを採用した事です。これにより画面の綺麗さは格段に向上しました。
またカメラにHDR機能を搭載した事もあり、写真も白飛びしない撮影が可能になりました。
ボディカラーはブラックとホワイトの2色でしたが製造上の問題が発生し、ホワイトは10か月遅れて発売される結果となりました。

iPhone 4の仕様


項目 メーカー名 名称
製品ID Apple MC604J/A (A1332) : White 16GB
MC605J/A (A1332) : Black 32GB

MC606J/A (A1332) : White 32GB (SIM Free)
MC606KH (A1332) : White 32GB (SIM Free)
機種ID Apple iPhone3,1
SoC Apple A4
CPU Apple ARM Cortex-A8(ARMv7-A) 800MHz
(Single core/L2 640KB)
RAM LPDDR 400MHz
512MB
Video Imagination Technologies PowerVR SGX535
(1 core/200MHz)
ストレージ 内部ストレージ MC604J/A : 16GB
MC605J/A : 32GB
通信規格 3G UMTS(W-CDMA) / 7.2Mbps HSDPA
(850,900,1900,2100MHz)
2G GSM/EDGE
(850,900,1800,1900MHz)
Wi-Fi   Wi-Fi 802.11b/g/n 2.4GHz
Bluetooth   2.1 + EDR
ディスプレイ   3.5インチ
640×960ピクセル
Retinaディスプレイ
カメラ リア 5Mピクセル
フロント VGA(0.3Mピクセル)
バッテリー 内蔵充電式
リチウムイオンポリマー 1420mA
OS Apple 初期 : iOS 4.0 (2010年6月)
最終 : iOS 7.1.2 (2014年7月)

OSは、最終のiOS 7.1.2となっています。iOS 7.1.2は、2014年7月リリースなので2021年現在で7年前ですね。
iOS 7でフラットなデザインに大きく変化して、現在のiOS 14にも続いているので良く出来たデザインと思います。
先代のiPhone 3GSと比較してOSサポート期間が1年伸びて発売から約4年間サポートされました。

My iPhone4について

iPhone 3GSの発売イベント拘束の再来は嫌だったので、iPhone 4の時はソフトバンクオンラインショップで予約して、発売日翌日に届きました。
ちなみにホワイトの発売は延期されていて発売日未定だったため、必然的に黒一択となります。

左より、iPhone 4、iPhone 3GS、iPhone 3G、初代iPhoneです。
箱のサイズが新しいモデル程コンパクトに。

前面。左より、iPhone 4、iPhone 3GS、iPhone 3G、初代iPhoneです。
iOSのバージョンアップが無い、初代iPhone、壁紙の無いiPhone 3G、iPhone 4はRerinaと各世代の違いがよく判ります。

背面。左より、iPhone 4、iPhone 3GS、iPhone 3G、初代iPhoneです。
周囲がアンテナとか、背面がガラスとか、クオリティアップを大きく感じます。

購入して半年後に、前面ガラスがひび割れてしまうトラブルが。

Apple Storeへ持ち込んだ所、ひび割れが1本とApple Care加入のため、無償交換となりました。

交換したiPhone 4です。

その後、シンガポールへの海外旅行でも活躍しました。
この時は、auのiPhone 4Sはローミングキャリアが選択出来ない問題がありましたし。

 

その後、当時まだdocomoで販売されていなかった事もあり、docomoで使うためにSIMフリーのiPhone 4を手に入れました。
箱です。左より、iPhone 4 白(韓国版)、iPhone 4 黒(SB版)、iPhone 4S 白(au版)、iPhone 4S 黒(SB版)です。

背面より。左より、iPhone 4 白(韓国版)、iPhone 4 黒(SB版)、iPhone 4S 白(au版)、iPhone 4S 黒(SB版)です。
韓国版は、認証ロゴの部分が韓国仕様に。

モデル名がMC606KHと言う事で、韓国版である事が判ります。

docomo SIMの場合は、インターネット共有(テザリング)も利用出来ます。

しかし、使っていたらホームボタン不調になったので、傷も気になったのでApple Storeで有償で交換してもらいました。
ちなみに交換するのは、ソフトバンク版のSIMロック解除されたものになるので、韓国の現地SIMでは利用出来なくなります。
(韓国は、ホワイトリスト方式の為、海外の携帯はローミング以外は韓国国内で利用出来ない)

交換後はソフトバンク版ベースのSIM Free機です。

2021年現在、コレクション用で手に入れたiPhone 4です。
箱ならべ。

フロントパネル側。
ホワイトのスピーカー上のセンサー部は発表時と処理方法が変っています。

バックパネル側
色以外は基本的に違いはありません。
ただホワイトはブラックと比較して厚みが微妙に増えています。

ブラックの情報。
iOS 7でフラットデザインになったので、今のiOSに通じるポップな感じになっています。

 

GeekBench Score

Model     iPhone 4 iPhone 3GS
CPU Name   Apple A4 Samsung
APL0298C05
  Base Frequency   800MHz 600Mhz
RAM Size   512MB 256MB
  Type   LPDDR-400 Mobile DDR
GeekBench 3
Single-Core
Performance
Single-Core Score 211 -
Integer Score 259 -
Floating Point Score 122 -
Memory Score 296 -
Multi-Core
Performance
Multi-Core Score 210 -
Integer Score 258 -
Floating Point Score 121 -
Memory Score 296 -
GeekBench 2 Geekbench Score   389 286
Performance Integer 295 224
Floating Point 373 280
Memory 628 437
Stream 298 224

iPhone 3GSとの比較はGeekBench 2での比較となります。
iPhone 4では高クロック化の効果が出ている様子です。

Linpack Benchmark

    iPhone 4 iPhone 3GS
Single thread Mode
(Problem size = 2000,Number of runs =10)
Max 22.05 Mflop/s -
Avg 22.00 Mflop/s -
Single thread Mode
(Problem size = 500,Number of runs =10)
Max 21.14 Mflop/s 18.97 Mflop/s
Avg 20.62 Mflop/s 18.25 Mflop/s

スーパーコンピューターのTOP500で利用されるLINPACの計算を実施したアプリです。
iPhone 3GSはProblem size = 2000は重たすぎる為、Problem size = 500のみとしています。

写真撮影サンプル

写真をクリックすると原寸で表示します。

iPhone 4ではiPhone 3GSの300万画素から、500万画素に解像度アップ。
レンズは3.85 mmサイズのf/2.8で、LEDフラッシュも追加。カメラとして使えるレベルになってきました。

来島海峡大橋

今治城

横浜みなとみらい地区

東京駅(夜景)

来島海峡大橋は3GSの写真と比較する曇りは明るさがはっきりわかるほど向上しています。
iPhone 4ではHDRモードが追加されたことで夜景の撮影が格段に向上しました。

コメント

iPhone 4は、海外ローミング、海外版SIM Free等色々と体験させていただきました。
iPhone 5、iPhone 6時代になると液晶の小ささなど色々と古さを感じました。

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