マシンの近状
au版(ホワイト)、SoftBank版(ブラック)を発売開始とともに手に入れていましたが、その後の買い替えで手放していました。
au版(ホワイト)が1500円で販売されていたのでコレクションとして入手しました。
充電するとバッテリーがふくらみ、いざ動かすと液晶が黄色い…。(汗
折角なので、バッテリー交換と液晶交換を行いました。
作業したら基板のバッテリー端子破損。orz
同様に安い端末を手に入れる事に…。SoftBank版(ホワイト)を入手しました。
その後、auの部品取りを手に入れたので基板交換してau版も復活。
iPhone 4Sについて
iPhone 4Sは、今までSoftBankの独占状態からauも販売する事になって話題となりました。
本体自体は、両方とも共通ですが、最初のアクティベーション時にau版とSoftBank版でSIMロックされました。
ハードウェア的には、iPhone 4からCPUがデュアルコアCortex-A9となり、Siriをサポートした所が大きな違いです。
iPhone 4Sの仕様
項目 | メーカー名 | 名称 |
製品ID | Apple | MD235J/A (A1387) : Black 16GB (SoftBank) MD239J/A (A1387) : White 16GB (SoftBank) MD240J/A (A1387) : White 16GB (au) |
機種ID | Apple | iPhone4,1 |
SoC | Apple | A5 |
CPU | Apple | ARM Cortex-A9(ARM v7-A) 800MHz (Dual cores/L2 1MB) |
RAM | LPDDR2 800MHz | 512MB |
Video | Imagination Technologies | PowerVR SGX543MP2 (2 cores/200MHz) |
ストレージ | 内部ストレージ | MD235J/A、MD239J/A、MD240J/A : 16GB |
通信規格 | 3G | UMTS/HSDPA/HSUPA (850、900、1,900、2,100MHz) |
CDMA EV-DO Rev. A (800、2,100MHz) |
||
2G | GSM/EDGE (850、900、1,800、1,900MHz) |
|
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n 2.4GHz | |
Bluetooth | 4.0+HS | |
ディスプレイ | 3.5インチ
|
|
カメラ | リア | 8Mピクセル |
フロント | VGA(0.3Mピクセル) | |
バッテリー | 内蔵充電式 |
リチウムイオンポリマー 1420mA |
OS | Apple | 初期 : iOS 5.0 (2011年10月) 最終 : iOS 9.3.6 (2019年7月) |
OSは最終版の9.3.6にアップデートしています。
OSサポート期間はiPhone 4より1年延びて、約6年でした。
(2011年10月~2016年8月)
ただGPSの不具合で
イレギュラー的に2019年7月にiOS 9.3.6のアップデートが公開されています。
My iPhone 4Sについて
機種変更で購入した写真より
写真のOSバージョンが、iOS 6.0なので写真はiPhone 5が発売された2012年9月頃と思われます。
背面
左からiPhone 4(白)、iPhone 4S(au)、iPhone 4S(SoftBank)。
iPhone 4とiPhone 4Sはパッと見た目では違いが判っている人しか区別出来ません…。
左からiPhone 4(白)、iPhone 4S(au)、iPhone 4S(SoftBank)。
auのiPhone 4Sは比較すると液晶が黄色っぽい所が気になる所です。
ただ単独で使ってると気にならないけど。
箱。iPhone 4Sでは白ベースに各色別のデザインになっています。
2021年現在の写真
SoftBank版(左)とau版(右)。
SoftBank版の液晶は当時物、au版は交換用パネルを入手して交換しました。
ボタンは付属していなかったので前のを移植ですが、色が黄ばんでいる…。
当時物は流石に劣化している事が判ります。
SoftBank版White 16GBの端末情報。初期とUIが異なっている事が判ります。
au版 White 16GBの端末情報。
CDMA2000方式用のMEIDがあるのがau版の識別点です。
GeekBench Score
Model | iPhone 4S | iPhone 4 | ||
CPU | Name | Apple A5 | Apple A4 | |
Core / Thread | 2 Cores | 1 Core | ||
Base Frequency | 800MHz | 800MHz | ||
RAM | Size | 512MB | 512MB | |
Type | LPDDR2-800 | LPDDR-400 | ||
GeekBench 4 (Intel Core i7-6600U = 4000) |
Single-Core Performance |
Single-Core Score | 287 | - |
Crypto Score | 11 | - | ||
Integer Score | 340 | - | ||
Floating Point Score | 171 | - | ||
Memory Score | 408 | - | ||
Multi-Core Performance |
Multi-Core Score | 502 | - | |
Crypto Score | 22 | - | ||
Integer Score | 644 | - | ||
Floating Point Score | 336 | - | ||
Memory Score | 550 | - | ||
GeekBench 3 |
Single-Core Performance |
Single-Core Score | 218 | 211 |
Integer Score | 283 | 259 | ||
Floating Point Score | 184 | 121 | ||
Memory Score | 166 | 296 | ||
Multi-Core Performance |
Multi-Core Score | 412 | 210 | |
Integer Score | 557 | 258 | ||
Floating Point Score | 367 | 121 | ||
Memory Score | 213 | 296 |
GeekBench 4はiOS 12以上が必須(64bit専用)の為iPhone 4では測定できません。
GeekBench 3で比較するとメモリで逆転現象が発生していました。
Linpack Benchmark
iPhone 4S | iPhone 4 | ||
Multi thread Mode (Problem size = 2000,Number of runs =10) |
Max | 131.93 Mflop/s | - |
Avg | 120.87 Mflop/s | - | |
Single thread Mode (Problem size = 2000,Number of runs =10) |
Max | 66.09 Mflop/s | 22.05 Mflop/s |
Avg | 66.78 Mflop/s | 22.00 Mflop/s | |
Multi thread Mode (Problem size = 500,Number of runs =10) |
Max | 127.19 Mflop/s | - |
Avg | 104.89 Mflop/s | - | |
Single thread Mode (Problem size = 500,Number of runs =10) |
Max | 68.58 Mflop/s | 21.14 Mflop/s |
Avg | 67.44 Mflop/s | 20.62 Mflop/s |
スーパーコンピューターのTOP500で利用されるLINPACの計算を実施したアプリです。
Problem Sizeが標準の500だと最新世代だと処理が軽すぎる為、2000に変更して10回繰り返しで測定しています。
ただiPhone 4世代は重いので500回も測定。
GFX Bench
iPhone 4S | |||
高レベルテスト | ティラノサウルス レックス |
オンスクリーン | 333 Frames |
オフスクリーン(1080p) | 155 Frames | ||
低レベルテスト | 算術論理演算 | オンスクリーン | 192.061 Frames |
オフスクリーン(1080p) | 113.759 Frames | ||
アルファブレンド | オンスクリーン | 2600.5 MB/s | |
オフスクリーン(1080p) | 2558.31 MB/s | ||
ドライブオーバーヘッド | オンスクリーン | 661.603 Frames | |
オフスクリーン(1080p) | 1306.78 Frames | ||
Fill | オンスクリーン | 519 MTexels/s | |
オフスクリーン(1080p) | 517 MTexels/s |
最新のGFX Bench Metalは非対応の為、GFX Bench Open GL 3.1でテストを実施しています。
OpenGL系のレンダリングのテストがメインで、Open GL ES 2.0世代でのベンチマークとなります。(iPhone 4SはOpen GL ES 3.0以上は非対応)
3DMark - The Gamer's Benchmark
iPhone 4S | ||
Ice Storm Unlimited | Score | 2184 |
Graphics score | 2135 | |
Physics score | 2377 |
Windows用ゲーマーベンチマークで有名なUL Benchmarksの3DMarkです。
Ice Storm Unlimitedの測定となります。
写真撮影サンプル
写真をクリックすると原寸で表示します。
iPhone 4SではiPhone 4の500万画素から、800万画素に解像度アップ。
レンズは3.85 mmサイズのf/2.4でiPhone 4のf/2.8から向上しています。
来島海峡大橋
今治城
横浜みなとみらい地区
東京駅(夜景)
写真でも晴れの時は白さが、曇り時は明るさがiPhone 4と比較して向上している事が判ります。
コメント
新規購入時は、au版が白のiPhone 4S 64GB、SoftBank版が黒のiPhone 4S 16GBでした。
現在中古で入手したのは、SoftBankの白のiPhone 4S 16GBです。