マシンの近状
発売日当時に購入したau(64GB White)、SoftBank(16GB Black)のモデルは、iPhone 5sに機種変更した後に手放しました。
auの16GBモデルはMNP一括0円で入手したと記憶しています。
一度は手元からなくなっていましたが、コレクションとして安いau端末(16GB White)とソフトバンク端末(16GB Black)を再び入手しました。
iPhone 5について
先代のiPhone 4Sから引き続き、auとSoftBankから発売される事になりました。
iPhone 5自体は、Apple A6搭載、液晶サイズが4インチに、LTE対応が大きなトピックです。
ただLTEは利用バンドが異なるなどから、au用とSoftBank用は異なるハードに。
また充電、通信用コネクタが従来のDockコネクタからLightningコネクタに変わりました。
認証チップが搭載されているので安いアフター品がなかなか出なかった記憶が…。
auからテザリング対応が発表された為に対抗処置としてソフトバンクもテザリング対応発表。
ソフトバンクの携帯相手であれば24時間定額のオプションも1月から開始されました。
iPhone 5の仕様
項目 | メーカー名 | 名称 |
製品ID | Apple | ME044J/A (A1429) : White 64GB (au) ME040J/A (A1429) : White 16GB (au) MD297J/A (A1429) : Black 16GB (SoftBank) |
機種ID | Apple | iPhone5,2 |
SoC | Apple | A6 |
CPU | Apple | ARM v7s 1.3GHz (Dual cores/L2 Cache 1MB) |
RAM | LPDDR2 1066MHz | 1GB |
Video | Imagination Technologies | PowerVR SGX543MP3 (3 cores/266MHz) |
ストレージ | 内部ストレージ | ME040J/A、MD297J/A : 16GB ME044J/A : 64GB |
通信規格 | 4G (au/CDMAモデル) | LTE (バンド1、3、5、13、25) |
4G (SoftBank/GSMモデル) | LTE (バンド1、3、5) |
|
3G (au/CDMAモデルのみ) | CDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B (800、1,900、2,100MHz) |
|
3G | UMTS(W-CDMA) /HSPA+/DC-HSDPA (850、900、1,900、2,100MHz) |
|
2G | GSM/EDGE (850,900,1800,1900MHz) |
|
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11b/g/n 2.4GHz/5GHz | |
Bluetooth | 4.0+HS | |
ディスプレイ | 4インチ 1,136 x 640ピクセル、解像度326ppi Retinaディスプレイ |
|
カメラ | リア | 8Mピクセル |
フロント | 1.2Mピクセル | |
バッテリー | 内蔵充電式 |
リチウムイオンポリマー 1434mA |
OS | Apple | 初期 : iOS 6.0 (2012年9月) 最終 : iOS 10.3.4 (2016年8月) |
LTE開始時の端末であったことから、LTEの対応バンドの問題でauはiPhone 5専用のエリアとなっていました。
SoftBankも同様で、対応バンドが限定されたことから、次のモデルのiPhone 5sと比較しても限定的なエリアでした。
OSサポート期間はメインストリームは約5年、セキュリティ対応は7年弱でした。
(2012年9月~2016年8月)
My iPhoneについて
2021年現在。
箱です。箱自体がボディ色で色が違っていました。
フロントパネルより。
OSは共にiOS 10.3.4です。
リアパネルより。
基本的にはiPhone SEまでほぼ同じデザインでした。
以下は、購入当時の写真です。
iPhone 4Sと比較して。
どちらが好みかは意見が分かれるでしょうね。
個人的には、全体が黒くなったiPhone 5の方が良いかなと思っています。
auのiPhone 5と機種変更前のiPhone 4S、docomoで使っているiPhone 4のホワイト3台比較。
全面より、iPhone 4Sと。ソフトバンク版は共に16GBの黒です。
よく見るとバージョンの部分でiPhone 5が2ビルド程進んでいる事が判ります。
同じく白3台。
GeekBench Score
Model | iPhone 5 | iPhone 4S | ||
CPU | Name | Apple A6 |
Apple A5 | |
Core / Thread | 2 Cores | 2 Cores | ||
Base Frequency | 1.3GHz | 800MHz | ||
RAM | Size | 1GB | 512MB | |
Type | LPDDR2-1066 | LPDDR2-800 | ||
GeekBench 4 (Intel Core i7-6600U = 4000) |
Single-Core Performance |
Single-Core Score | 758 | 288 |
Crypto Score | 35 | 11 | ||
Integer Score | 754 | 341 | ||
Floating Point Score | 469 | 170 | ||
Memory Score | 1380 | 405 | ||
Multi-Core Performance |
Multi-Core Score | 1252 | 395 | |
Crypto Score | 74 | 22 | ||
Integer Score | 1417 | 530 | ||
Floating Point Score | 900 | 220 | ||
Memory Score | 1702 | 445 | ||
GeekBench 3 |
Single-Core Performance |
Single-Core Score | 701 | 216 |
Integer Score | 737 | 281 | ||
Floating Point Score | 576 | 183 | ||
Memory Score | 883 | 154 | ||
Multi-Core Performance |
Multi-Core Score | 1268 | 407 | |
Integer Score | 1438 | 548 | ||
Floating Point Score | 1135 | 384 | ||
Memory Score | 1193 | 212 |
前世代のiPhone 5と比較になります。GeekBench 5はiOS 11以上が必須(64bit専用)の為iPhone 5では測定できません。
GeekBench 4で比較するとメモリ以外は大きくパフォーマンスアップしていました。
Linpack Benchmark
iPhone 5 | iPhone 4S | ||
Multi thread Mode (Problem size = 2000,Number of runs =10) |
Max | 683.55 Mflop/s | 131.93 Mflop/s |
Avg | 668.40 Mflop/s | 120.87 Mflop/s | |
Single thread Mode (Problem size = 2000,Number of runs =10) |
Max | 396.25 Mflop/s | 66.09 Mflop/s |
Avg | 390.76 Mflop/s | 66.78 Mflop/s |
スーパーコンピューターのTOP500で利用されるLINPACの計算を実施したアプリです。
Problem Sizeが標準の500だと最新世代だと処理が軽すぎる為、2000に変更して10回繰り返しで測定しています。
GFX Bench
iPhone 5 | iPhone 4S | |||
高レベルテスト | ティラノサウルス レックス |
オンスクリーン | 749.007 Frames | 333 Frames |
オフスクリーン(1080p) | 380.723 Frames | 155 Frames | ||
低レベルテスト | 算術論理演算 | オンスクリーン | 378.427 Frames | 192.061 Frames |
オフスクリーン(1080p) | 270.638 Frames | 113.759 Frames | ||
アルファブレンド | オンスクリーン | 4430.24 MB/s | 2600.5 MB/s | |
オフスクリーン(1080p) | 4915.48 MB/s | 2558.31 MB/s | ||
ドライブオーバーヘッド | オンスクリーン | 1342.84 Frames | 661.603 Frames | |
オフスクリーン(1080p) | 2717.37 Frames | 1306.78 Frames | ||
Fill | オンスクリーン | 1033 MTexels/s | 519 MTexels/s | |
オフスクリーン(1080p) | 1254 MTexels/s | 517 MTexels/s |
最新のGFX Bench Metalは非対応の為、GFX Bench Open GL 3.1でテストを実施しています。
OpenGL系のレンダリングのテストがメインで、Open GL ES 2.0世代でのベンチマークとなります。
iPhone 5は、おおよそiPhone 4Sの約2倍のフレームレートの向上をしています。
3DMark - The Gamer's Benchmark
iPhone 5 | iPhone 4S | ||
Ice Storm Unlimited | Score | 5355 | 2184 |
Graphics score | 5245 | 2135 | |
Physics score | 5784 | 2377 |
Windows用ゲーマーベンチマークで有名な3DMarkです。
この世代のiPhoneではIce Storm系のみとなります。
こちらもiPhone 4Sの2倍以上のスコアをiPhone 5が出しています。
写真撮影サンプル
写真をクリックすると原寸で表示します。
iPhone 5はレンズは3.85 mmサイズのf/2.4で基本性能は変わっていません。
Apple A6による処理速度向上による品質向上が中心になっています。
来島海峡大橋
今治城
横浜みなとみらい地区
東京駅(夜景)
コメント
iPhone 5はLTEの初対応とLightningコネクタの初対応と今のiPhoneの標準的な機能が初搭載されました。
ボディサイズは2020年に登場したiPhone 12 miniと比較しても一回り小さい。
この当時(2012年)は普通だったのが8年ほどで変わったなぁと思います。