マシンの近状
所有期間:1997年8月〜
久々に動かしてみようと思ったらビデオカードがない事が判明。
3D Blaster PCI、ATU Rage II PCI等の複数のビデオカードをテストしたものの寿命の様子。
Matrox Millenniumでやっと動作して無事起動出来ました。
富士通 FMV-DESKPOWER TII16について
富士通が低価格で色々なプリインストールソフトをいれたパソコンシリーズです。
Windows 95の登場によってそれまでのNEC PC-98系とのハンディも無くなり、一気に爆発的に売れます。
FMV-DESKPOWER TII16は、MMX Pentiumを初搭載したモデルでした。
購入したのはWORD95モデルでした。
FMV-DESKPOWER H(FMV-575D4)と比較すると以下の通り。
FMV-DESKPOWER H FMV-575D4 |
FMV-DESKPOWER TII16 FMV-T216 |
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発売日 | 1995年10月(1996年夏モデル) | 1997年2月(1997年春モデル) |
CPU | Intel Pentium 75MHz P54C |
Intel MMX Pentium
166MHz P55C |
チップセット | ALI M1511 | Intel 430HX PCIset |
RAM | FPM DRAM 8MB 最大 128MB |
EDO DRAM 32MB 最大 192MB |
ビデオカード | Cirrus Logic
CL-GD5434 (オンボード) 2MB |
S3 ViRGE/VX (Diamond Maltimedia Stealth 3D) 2MB |
PCI/ISA | PCI 1スロット(1) PC/ISA 1スロット(1) ISA 2スロット(1) |
PCI 2スロット(1) PC/ISA 1スロット(1) ISA 3スロット(1) |
HDD | 540MB | 2.5GB |
光学ドライブ | CD-ROMドライブ | ← |
USB | 無し | USB 1.0 x 2 |
電源 | AT電源 | ATX電源 |
OS | Windows 3.1 | Windows 95 |
FMV-DESKPOWER TII16になってATXケース、Intelチップセット等少し現代に近づいたかなと感じます。
富士通 FMV-DESKPOWER TII16の現在の仕様
CPU | Intel | MMX Pentium (200MHz、FSB 66MHz) |
マザーボード | Acer | K12 |
チップセット | Intel | 430HX |
メモリ | EDO SIMM | 112MB |
ビデオ | Matrox | Millennium 2MB (PCI) |
サウンド | Creative | Sound Blaster AWE32 (ISA) |
HDD | DiyStudio | SD to IDE SD 8GB |
光学ドライブ | MITSUMI | CD-ROM FV120T |
OS | Microsoft | Windows 2000 SP4 |
USBが付きましたが、AGPが搭載される前だったので後々壁となることに。
ただ色々とテストさせてしたPCでした。
インストール可能な最終OSであるWindows 2000をインストール。さすがに古さを感じますね。
本体内部の様子。
HDDは、SDカードをIDEデバイスとして認識させる基盤を使いました。
古いハードなのでSDの速度でもとりあえず使えます。
古いHDDはどれも怖い音を出しますし…。
HWiNFO64測定結果
古いハードで実行するとするとほとんど情報が出ませんw
コメント
先代のFMV-DESKPOWER H(FMV-575D4)ではパフォーマンス不足も感じていたことから1996年夏に購入してWindows98世代まで活躍しました。
ただWindowsが普及しだして過渡期のハードだった事もあり、IDEが8GBまでしか認識しない、
AGPがないという事もあり1999年に自作PCへ移行し、FMVは引退してしまいます。