Gateway2000 P5-90


広告の写真より

マシンの近状

2000年代に箱付きを中古で入手したPCです。
HDDは付属していなかったのでCF(コンパクトフラッシュ)カードをHDDの代わりにしてWindows95をインストール。
このモデルは500MB以上のHDDに対応していました。ただ遅い...。CFの遅さもあったのでMLC SDカードに変更しました。

Gateway2000 P5-90について

1993年に登場したデスクトップ用の ケースです。
タワーを横にした様な感じで、厚みはありますがフルサイズISAカードのサイズ対応するため、
国産DOS/V機と比較する厚さ以外はサイズの違いは無いですね。
P5-90は、Pentium 90MHzモデルという事になります。

Gateway2000 P5-90の現在の仕様

CPU Intel Pentium 90MHz
チップセット Intel 430FX
メモリ EDO RAM 48MB
ビデオ ATI Mach64 GX
LANポート Intel 21143/2 Based 10/100 mbps Ethernet Controller
HDD SD-IDE MLC SD 2GB
光学ドライブ MITSUMI iHAP322
OS Microsoft Windows 95 OSR2

こちらのデスクトップ機はケース、マザー共に1995年8月末のシールが貼られていました。
丁度米国でWindows95が発売されてフィーバーしていた時ですね。

フロントの写真です。
フロッピーは入れたディスクを壊してくため、交換しました。
オリジナルのGateway2000のFDDは全滅だなぁ。
ちなみに米国製造だとFDDの固定もインチネジです。

ランプ部分拡大。
TURBOランプが時代を感じます。
これは8086互換モードと本来のCPUモード(TURBO)の切り替え状態を表示している様子です。
NEC PC-9801でいうV30互換モードみたいなものでしょうか。

ケースリア側の写真です。
ATケースです。

CFカードはリアから交換できる様にしたけどCFのアクセスが遅く断念。
CFカードは速さを考慮して買わないといけないですね。

ケースのシール。
1995年8月25日という事が判ります。

ケース内の様子。
ビデオカードがCPU横のコンデンサーと接触寸前。

Windows システム情報

OEM InfoがGatewayに社名変更後の物です・・・。

CPU-Z Vintage Edition 測定結果

Windows 95系で動作する「CPU-Z Vintage Edition」を動作させてみました。
CPUはPentium 90MHzですね。CPUがヒートシンクだけだったのでノーマルのままと思いました。

チップセットはIntel 430FXでした。
1995年登場なので最新のチップセットだったと言えます。

メモリはEDO RAMを48MB搭載。16MBx2枚と8MBx2枚かな。

HWiNFO32測定結果

表示が大きすぎて画面外に出ています。
GPUはATIのMach64ですね。

HDBENCH測定結果

NDBENCH 3.3.0で測定した結果です。
まずはコンパクトフラッシュ(CF)で測定してみました。
IDE変換にチップがないなぁと思っていたら、CFカード自体にIDE互換モードがあるのですね。
ただCFカード自体が安物ということもあり速度が低い...。

MLC SDカードに交換した状態。
ベンチマークはムラがありますが、HDD部分は1.5枚程度でていますね。
コスト的には自分はSDカードかなぁ。CFカードの高速版はほどほどな値段しますし。

CrystalMark測定結果

CrystalMarkの最後のWindows95対応版で測定した結果です。
CFカードで測定した結果、遅すぎる...。Windowsが鈍いなぁと感じたのはこれが原因か。

MLC SDカードで起動させた結果。
倍程度の速度が出る様になりました。ただIDEの速度があまり早くない...。

コメント

手に入れたから15年以上経過して初めて動作させました。
意外にちゃんと動いたなぁというのが率直な感想。
1995年8月出荷で日本仕様だとWindows 3.1モデルかな。
とりあえず気になったのはIDEの速度があまり早くない。
この辺りはIDEカードを使う形になるのでしょうか。

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