マシンの近状
所有期間:2007年6月〜
2006年5月に発売されたのですが、Core SoloでRAMが512MB、HDDが40GB、バッテリーが3セルと中途半端感があって購入を見送っていましたが、
案の定、1年後に在庫余りでたたき売りされたので購入しました。
海外仕様の様にCore Duo搭載していてRAM、HDDが容量あって価格が安ければ違う評価となったと思うのですけどね。
Gateway MX1020jについて
Gatewayが日本市場を意識したのか、1スピンドルノートとして登場したのがこのモデルです。
コンセプトは良かったのでずかスペック、価格で他社ノートと比較すると中途半端感があり、結果的に商業的に失敗したモデルです。
ただ作り自体はしっかりしており、当時のGatewayのPCの中では異彩を放つモデルでした。
Gateway MX1020jの現在の仕様
CPU | Intel | Core Solo U1300 (1.06GHz、FSB 533MHz) |
チップセット | Intel | 945GM Express |
メモリ | DDR2 266MHz | 2GB |
ビデオ | NVIDIA | Graphics Media Accelerator 950 |
LANポート | Intel | PRO/1000 PL Network Connection |
無線LAN | Intel | PRO/Wireless 3945ABG Network Connection |
HDD | FUJITSU | 40GB SATA |
OS | Microsoft | Windows 10 Pro 32bit |
一時期は、HDDをスペックアップしたりしていましたが、現役引退したのでHDDは40GBに戻しています。
HWiNFO32測定結果
CPUがIntel Core Solo U1300と非常に珍しいCPUです。
RAMはSO-DIMMスロットが1スロットなので認識する最大の2GBを取り付けています。
CPU-Z測定結果
CPU情報
Intel Core Solo U1300 1.06GHz、FSBはベースが133MHzの533MHzという事が判ります。
マザーボード情報
チップセットはIntel 945GM、BIOSは2006年12月の76.16ですね。
おおよそ13年前のPCという事になります。
メモリ情報
SO-DIMMは1つか無いので必然的にシングルチャンネルです。
メモリは400MHz対応品を付けていますが動作クロックは266MHzとなります。
GPU-Z測定結果
Intel GMA950なので最低限という感じです。
GeekBench Score
CPUの性能を測定する定番のベンチマークです。
Model | MX1020j | GX7010j | ||
CPU | Name | Intel Core Solo U1300 | Intel Pentium D 830 | |
Core / Thread | 1 Core |
2 Cores |
||
Base Frequency | 1.06GHz | 3.0GHz | ||
FSB | Name | 533MHz | 800MHz | |
チップセット | Name | Intel 945GM Express | Intel 945G Express | |
Memory | Size | 2GB | 4GB | |
Type | DDR2 SDRAM | DDR2 SDRAM | ||
Frequency | 266MHz | 333MHz | ||
GeekBench 4 (Intel Core i7-6600U = 4000) |
Single-Core Performance | Single-Core Score | 505 | 1050 |
Crypto Score | 32 | 78 | ||
Integer Score | 495 | 1260 | ||
Floating Point Score | 355 | 742 | ||
Memory Score | 871 | 1285 | ||
Multi-Core Performance | Multi-Core Score | 538 | 1733 | |
Crypto Score | 30 | 153 | ||
Integer Score | 670 | 2340 | ||
Floating Point Score | 364 | 1428 | ||
Memory Score | 628 | 1227 |
ほぼ同時期のGateway GX7010jと比較です。
コア単位のスコアは約半分といった所でしょうか。
コメント
Gateway MX1020jは、マクネシウムボディを使っているだけに他のモデルとはクオリティ感が良い感じです。
しかしCore SoloのCPU、動作時間が短いバッテリー、中途半端なHDD容量で価格が15万弱だと中途半端さで売れないと当時感じました。
中国ではMX1050cという、CPUをCore 2 Duo U7600(1.2GHz、FSB 533MHz)に変更したモデルが発売されていました。
日本では在庫で登場しませんでしたが、このハードウェアだと少し変わったのではと思っています。
ちなみに米国でもビジネス用モデルで販売されていました。